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日本人の食事摂取基準(2020年版)
こんにちは!
だんだん秋も深まり、朝夕は寒く感じるほどにもなってきましたね ・・。
秋(ちょっと遅いかな?)といえば食欲の秋
旬の食べ物も美味しくて、ついつい食べ過ぎてしまいます
本日は食事についての話です!
「日本人の食事摂取基準」というのは聞いたことがありますか?
厚労省が発表している、健康寿命の延伸のためにエネルギーや栄養素の摂取量の基準を示したガイドラインです。
5年毎に改訂されているのですが、2020年4月から新たに改訂されたので、その主な変更点について話します
2020年版では、さらなる高齢化の進展を踏まえ、新たに高齢者の低栄養予防・フレイル予防も視野に入れて策定されています。
まずはタンパク質!
タンパク質は筋肉をつけるのに重要な栄養素ですよね!タンパク質が不足すると、高齢者は筋肉が衰え、フレイルに陥りやすくなります。 今回は目標量の下限値が引き上げられています。
2015年版 18歳以上 目標量 13〜20(全カロリー比,%)
2020年版 18歳以上 目標量 13〜20(全カロリー比,%)
50〜64歳以上 目標量 14〜20(全カロリー比,%)
65歳以上 目標量 15〜20(全カロリー比,%)
不足しないよう、動物性タンパク質や植物性タンパク質の積極的な摂取が必要ですね!
次は食塩についてですが、2020年版では、若い年代からの生活習慣病(高血圧・慢性腎臓病)の発症予防を推進するため、成人男女の1日あたりの食塩摂取の目標量を引き下げています。
2015年版 男性 目標量(食塩相当量・g/日)8.0
女性 7.0
2020年版 男性 目標量(食塩相当量・g/日)7.5
女性 6.5
若い頃から意識しなくてはいけませんね
このように細かく改訂されています。気になる方は是非調べてみてください
それでは