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熱中症
こんにちは。猛暑日が続きますね
感染症に注意しつつ、熱中症にも注意していきましょう
本日は高齢者の脱水のお話。
高齢者は成人に比べ、脱水症になりやすいです。
それはなぜでしょうか?
・筋肉量が減っている
筋肉には水分が蓄えられています。高齢になると筋肉が衰えるため、必然的に体内の水分量が少なくなり、脱水を引き起こしやすくなります。
・腎臓の機能が低下している
高齢になるにつれ、腎臓の機能は低下します。腎臓は尿を生成し排出することにより体内の水分量や電解質を調整する働きを持っています。その機能が低下することにより体内に水分や電解質を留める力が弱くなり、脱水を引き起こしやすくなります。
・感覚機能の低下
高齢になると、喉の渇きや暑さを感じにくくなり、脱水になりやすくなります。また、認知症により、水分摂取したか忘れてしまい、脱水症になるケースもあります。
・薬の影響
利尿作用のある薬(降圧薬など)を内服している場合、脱水を引き起こしやすくなります。
・食欲の低下
食事にも多くの水分が含まれています。高齢になるにつれ食欲減退することが多く、食事摂取量低下により脱水が引き起こしやすくなります。
昔に比べ、日本の夏はどんどん暑くなっていますよね
クーラーをうまく利用したり、意識して水分摂取を心がけることで、熱中症や脱水を防いでいくことが重要です
そして、熱中症は高齢の方に限ることではありません。皆さんも油断は禁物 しっかりと予防を・・。